9202 は、NK 船級防爆認証をはじめ海外防爆および船級認証を取得しているパルスアイソレータです。絶縁バリア内蔵のため Zone 0 を含む危険エリアからの信号を直接接続でき、本質安全防爆の接地工事が不要です。パワーレールを用いることで電源配線工数を削減できるだけでなく、ステータスリレーによる内部エラーイベントの監視が可能となり、システムにおける信頼性が向上します。1チャンネルと2チャンネルの2タイプをご用意。

特長
- 表示設定ユニット (4501) を用いて簡単に設定変更や他機器への設定内容コピーが可能
- パワーレール(オプション電源)からの供給と端子からの電源供給による電源二重化が可能
- 入力、出力、電源間の 2.6kVAC ガルバニック絶縁
- Modbus I/F 付き表示ユニット (4511) を用いて遠隔監視が可能
アプリケーション
- 安全領域や Zone 2、Cl.1、Div. 2 に設置し、Zone 0、1、2 および Zone 20、21、22(M1/Class I/II/III、Div. 1、Gr. A ~ G 含む)からの信号の受信
- 危険エリアに設置された NAMUR センサ又はメカニカルスイッチから安全エリアへの信号伝送(アイソレーション)
- 本体のステータスリレーやパワーレール上のエラー信号ラインを使った入力状態やケーブル異常の監視
- IEC61508 の要件に準拠した SIL 2 アプリケーション構築
資料ダウンロード
9202B データシート(英文)PDF - 496.79 KB
製品ハイライト
- 危険エリアの NAMUR センサ又はメカニカルスイッチから安全エリアへの信号伝送
- SIL 2(安全度水準)フルアセスメント
- 自己診断とケーブル異常の検出

9202B 接続図の事例