5715D は4つのリレー出力と、4 ~ 20mA のアナログ出力 (5715B は4つのリレー出力のみ)を持つ、温度信号変換表示器です。TC(熱電対)、RTD、抵抗、ポテンショメータ入力に対応しています。ユニバーサル電源対応なので、熱電対と商用電源をつなげば、そのまま温度計として使用できます。また、センサ故障時にはエラー表示が可能です。
4つのリレーはそれぞれ上限/下限出力やヒステリシスが設定でき、前面の LED インジケータで状態を確認できます。各設定は前面のボタンで簡単操作。別売の設定ツール 5909(Loop Link)を用いれば、パソコンからも設定可能です。
他の同シリーズの製品
- 5725:タコゼネ変換や TTL センサ入力に対応したタイプ
- 5714:2リレータイプ

特長
- 電流/電圧/抵抗/温度または3線式ポテンショメータの値をデジタル表示
- 4組の無電圧接点リレー出力とアナログ出力 (5715B は 4つのリレー出力のみ)
- ユニバーサル電源(21.6 ~ 253VAC または 19.2 ~ 300VDC)
- 前面から操作、または PC よりプログラム設定が可能
- アイソレーション 2.3kVAC / 250VAC
- 動作温度範囲 -20℃ ~ +60℃
認証
- EAC(TR-CU 020/2011)
- DNV Marine(Standard for Certification No. 2.4)
- UL(UL 508)
入力信号の事例アプリケーション