3118 は、標準のバイポーラ電圧または電流のアナログ信号を互いに絶縁された2系統のユニポーラアナログ信号に変換できるスプリッタです。入力/出力1/出力2/電源間すべてを絶縁(2.5kVAC のガルバニック絶縁)することによりサージを抑制し、過渡現象やノイズから制御システムを保護します。幅 6mm と薄く、限られたスペースでの信号変換に最適です。バイポーラ電圧または電流信号を絶縁してバイポーラ電流出力するアイソレータとしても使用可能です。

特長
- パワーレールまたはコネクタからの 24 VDC(±30%)電源で動作
- 優れた変換精度:選択された測定範囲において 0.05% 以下
- 動作ステータスがひと目でわかる緑色の前面 LED
- 過電圧および極性エラーから保護されている各端子
- カットオフ周波数 (3 dB) : > 100Hz または 10Hz を DIP スイッチにより設定可能
アプリケーション
- バイポーラ―電流(または電圧)信号を絶縁して、2系統の分離したユニポーラ信号に変換
- バイポーラ―電流(または電圧)信号を絶縁して、1系統のバイポーラ電流信号に変換
- フローティング信号の測定
- 船舶でのアナログ信号の伝送・分岐(DNV GL - Marine 船級認証取得)
資料ダウンロード
3118 データシート(英文)PDF - 473.15 KB
入出力レンジ(DIP スイッチによる設定可能)
入力 | 電流 | ±10mA、±20mA |
---|---|---|
電圧 | ±5V、±10V | |
出力 | 電流 | 0 ~ 20mA、4 ~ 20mA(ユニポーラアナログ2出力に分離の場合) ±10mA、±20mA(バイポーラアナログ信号のアイソレータとして使用の場合) |
電圧 | 0 ~ 5V、1 ~ 5V、0 ~ 10V、2 ~ 10V |
スプリッタ 3118 の接続事例