Johanson Technology 社では、Semtech 社製 LoRa® トランシーバー IC SX1261、SX1262、LLCC68 で推奨されている IPD(Integrated Passive Device = 統合受動素子)「0900FM15K0039」をリリースしました。LoRa トランシーバー SX1261、SX1262、LLCC68 は、次世代の LPWA 向け IoT デバイスとして、ETSI(868MHz)および FCC(902-928MHz)いずれの規制にも対応しており、高いパーフォーマンスで必要な周波数帯域の信号を安定的に出力するワイヤレスチップセットです。
0900FM15K0039 はこれらチップセットのために開発された IPD で、EIA 0805(2.0mm × 1.25mm)サイズの SMD パッケージにフロントエンドマッチング、バラン、バンドパスフィルタの各回路を内蔵しており、製品の動作性能を最大限に引き出すとともに、ディスクリートで構成した場合と比較して PCB 上の専有面積をおおよそ 65% 削減することが可能です。更に、製品の温度安定性の向上、生産上のリスク軽減が図られ LoRaWAN ワイヤレス製品の設計期間の短縮と製品小型化が可能となります。

特長
- LoRa 向け無線モジュール用フロントエンド
- 外形寸法:2012 (JIS)/1608 (EIA)
- 等価的にフロントエンドマッチング、バラン、バンドパスフィルタの各回路を内蔵
アプリケーション
- 環境計測
- 農業オートメーションモジュール
- 防災監視センサネットワーク
- 工場内工程管理
資料ダウンロード
0900FM15K0039 データシート(英文)PDF - 671.43 KB