ミニブレーカは電池パックの過充電による発熱、発火を温度検知により回路をオープンにする温度ヒューズとして開発されました。内部のバイメタルが閾値温度にて形状反転する事により接点を持ち上げ電流を遮断します。今回は LED 照明の過熱保護としての提案です。寿命が長く、消費エネルギーが少なく、衝撃や振動に強い LED も、過熱により故障し易くなる弱点があります。熱ショックを受けない事が長寿命化に繋がるため、閾値温度で発動する温度ヒューズは最適なソリューションとなります。一般的な温度ヒューズは保護機能が働いた場合、基板自体の交換が必要ですが、本ミニブレーカはリセッタブルで周囲温度の低下と共に自動復帰します。

特長
- 70±5℃ で確実に回路オープンし、LED の過熱を防ぎます
- 狭小基板での実装を踏まえ、4.7 × 2.8 × 0.94mm(H)の小型サイズ
- リセット回路や電源の再投入の必要なく、周囲温度低下で自動復帰
- 国内生産品
- RoHS 10 対応
アプリケーション
- LED 照明
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SW シリーズによる LED 照明過熱保護提案
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