MCP3901 は、2ch デルタ-シグマ ADC、2ch PGA、位相遅延補正機能、リファレンス電圧及び SPI インターフェースを持つアナログ・フロントエンド製品です。内部レジスタにて 16-bit 又は 24-bit の分解能やゲイン、位相遅延補正、サンプリングレート比など各種モード設定が可能です。また、内部 ADC にリニアリティの改善やスプリアス信号の抑圧、相関ノイズの低減などに対応したディザ回路が構成されており、個々の ADC に対し有効/無効の設定が可能です。

MCP3901 概要
- 16-bit/24-bit 分解能
- 2ch ADC+PGA
- 最大ゲイン:32 V/V
- 内部リファレンス:2.37v±2%
※ 外部リファレンス設定可 - データレート:64Ksps
- 91dB SIND, -104dB THD, 109dB SFDR(デイザ有効時)
- 消費電力:14mW(typ)@5v
- シャットダウン電流:2μA 以下
- 20MHz SPI インターフェース、アドレスオプション(型番指定)
- 動作温度範囲:-40℃ ~ +85℃
- 動作電圧
AVDD:4.5V ~ 5.5V
DVDD:2.7V ~ 5.5V - 20-pin SSOP、20-pin QFN パッケージ