MD1730 は、ビームフォーマを内蔵した 8-channel の超低位相ノイズ CW トランスミッタです。高性能 CW ドップラーモードを必要とする医療用超音波画像診断システム向けに設計されています。MD1730 には、出力への位相ノイズを最小限に抑えるように設計された専用信号パスがあり、CW ビームフォーミング機能を可能にする高速 SPI インターフェイスも搭載されています。MD1730 の出力は最大 ±6V までスイングでき、各出力には個別にプログラム可能な位相遅延があります。さらに、内部周波数分周器レジスタをプログラムすることにより、MD1730 は単一のクロックソースから異なる CW 周波数を出力できます。

特長
- ビームフォーマを内蔵した 8-channel 超音波連続波形(CW)トランスミッタ
- 1kHz オフセットおよび 5MHz で -160dbc/Hz の超低位相ノイズ
- 最大 250MHz の入力クロック周波数を備えた CW 周波数用の 8-bit プログラム可能な分周器
- 最大 200MHz をサポートする高速 SPI インターフェイス
アプリケーション
- 心臓血管用医療用超音波画像システム
- 超音波胎児心拍モニタリング装置
- 超音波流量計
- プログラマブルアレイパターンジェネレータ
資料ダウンロード
MD1730 データシート(英文)PDF - 605.73 KB