XGL シリーズは、コイルクラフト社独自のメタルコンポジット製パワーインダクタで、実装専有面積は 7.5mm×7.5mm、高さは 1.5mm と非常に低背です。インダクタンスは 0.20μH から 2.2μH までの 7 つの値が揃っています。同じ電流容量のインダクタと比較しても、DCR が最小となっており、L 値が徐々に減少するソフトサチュレーション特性を持っています。また、単位体積当たりの飽和電流(Isat)密度でフェライトインダクタと XGL を比較すると、ほぼ同サイズ・同インダクタ値(L=1μH)のフェライトインダクタ LPS6225-102MRC(6mm×6mm×2.4mm)が 0.0625A/mm2 であるのに対し、XGL7015-102MEC は 0.156A/mm2 と、約 2.4 倍の差があります。

特長
- 高さ 1.5mm、超低背メタルコンポジットインダクタ
- 低 DCR で低損失
- 高耐熱性、最大部品温度 165℃
- AEC-Q200 認定品、高信頼性
- 大電流容量
- 定数検討用にサンプルキット用意(型番:C472-2)
アプリケーション
- スイッチング電源出力平滑回路
- 電源ラインフィルタ
資料ダウンロード
XGL7015 データシート(英文)PDF - 265.89 KB