グローバル電子、SCHURTER 社 航空電子機器に最適なホルダ＆ヒューズ FRM-A/DRM-A を販売

SCHURTER AG（シュルター：スイス ルツェルン SCHURTER Group CEO, Ralph Müller │ https://www.schurter.com ）は、この度、航空電子機器向けに設計されたヒューズホルダ FRM-A シリーズと SMT ヒューズ DRM-A シリーズ をリリースしました。SCHURTER の正規代理店であるグローバル電子株式会社（東京都新宿区 代表取締役社長 一木 茂│https://www.gec-tokyo.co.jp ）は、同シリーズの国内販売を開始いたします。

“超小型” “軽量” “堅牢”

超小型、軽量、堅牢というキーワードは航空電子機器のコンポーネンツに求められる要件として、重要性がますます高まっています。コンポーネンツの最小限の寸法と軽量化、その信頼性と効率的な保守性は、運用コストを低く抑えるための基本的な要件です。SCHURTERが新たにリリースしたFRM-A、およびDRM-Aは、50,000フィート（15,240m ASL）までの高度を想定した設計のもと、航空電子機器はもちろん様々な過酷な環境下での使用に適した次世代の回路保護ユニットです。

コンパクト＆パワフル

SMTヒューズDRM-Aは鉛を含有するコーティングを完全に排除し、代わりに金を使用することでウィスカを防ぎ、電子機器内部での短絡リスクを克服しています。また定格値の3倍の電流に対し0.3秒という俊敏なトリップ時間を有しています。一方、DRM-A専用のホルダとして設計されたFRM-Aは、同クラスのコンポーネントの中で最もコンパクトなデザインを持つだけでなく、振動、衝撃、塩水噴射の追加試験^＊1をパスし、非常に高い堅牢性とIP67の防塵防水保護を実現しました。
^＊1 詳細は製品データシート中、Resistance to Vibration、Mechanical Shock、Mechanical Shock (Bump)、およびSalt Mistの項をご参照ください。

アプリケーション

FRM-A、およびDRM-Aの高い堅牢性とコンパクトデザインは、航空電子機器アプリケーションに限らず、屋外設置の産業機器や地上設備、テレコムにも最適です。またDRM-Aは-55℃ ~ +125℃と広い動作温度範囲を持つ他、0.5A, 0.63A, 0.75A～8Aまで細かな定格電流値のバリエーションを有していますので、FRM-Aとの組み合わせに限られることなく、様々なアプリケーションの回路保護に適応します。

グローバル電子は、これからもSCHURTERとの密接な協力体制のもと、回路保護ソリューションをお客様にご提供してまいります。

仕様

※2 詳細は製品データシート中、Derating Curves、Pre-Arcing Time、および Time-Current-Curves の項をご参照ください。