Low Voltage Barometric Pressure Sensor MS5637

気圧・温度計測を１チップで可能にする複合センサ MS5637

　

MS5637 は、圧力と温度計測を1チップで可能にする複合センサです。海面位での高度分解能は約 13cm。高線形圧力センサと超低出力 24-bit ΔΣ ADC（内部係数は工場出荷時にキャリブレーション済み）を内蔵しており、さらに、高分解能の温度出力により、センサを追加せずに高度計と温度計の機能を実装可能です。圧力と温度は正確な 24-bit デジタル値で提供され、変換速度と電流消費を最適化します。

気圧・温度複合センサ MS5637

特長

  • 高分解能：13cm（海面位）
  • 電源電圧：1.5 ～ 3.6V
  • 高速変換：0.5ms ～
  • 低消費電力： 0.6 µA (スタンバイ時 ≤ 0.1 µA at 25°C)
  • 集積化デジタル圧力センサ: 24 bit ΔΣ ADC
  • 動作範囲
    • 圧力：300 ～ 1200 mbar
    • 温度：-40℃ ～ +85°C 
  • I2C インターフェース
  • 外部回路不要（内部発振器）
  • QFN パッケージ：3 × 3 × 0.9mm3

アプリケーション

  • スマートフォン
  • タブレット PC
  • サイクルコンピュータ
  • ナビゲーションデバイス、など
  • 環境観測器
  • 時計
  • 高度計
  • 昇降計

センサ仕様

圧力

  Min Typ Max 単位
動作範囲 10   2000 mbar
分解能 (注1) 0.11 / 0.062/ 0.039 / 0.028 / 0.021 / 0.016 Bit
エラーバンド（25℃）
300mbar ～ 1200mbar		 -2   +2 mbar
エラーバンド（-20℃ ～ 85℃）
300mbar ～ 1200mbar(注2)		 -4   +4 mbar
応答速度(注1) 0.5 / 1.1 / 2.1 / 4.1 / 8.22 / 16.44 Ms
長期安定性   ±1   Mbar/年

温度

  Min Typ Max 単位
動作範囲 -40   85 ℃
分解能   <0.01   ℃
精度（25℃） -1   +1 ℃

注1）オーバーサンプリング: 256 / 512 / 1024 / 2048 / 4096 / 8192
注2）圧力一点でオートゼロ

MS5637 (MEAS) ブロック図

MS5637 (MEAS) ブロック図

I2C 通信プロトコルを使ったアプリケーション事例

I2C 通信プロトコルを使ったアプリケーション事例

資料ダウンロード

MS5637-02BA03 データシート（英文）PDF － 472.46 KB

　

「TE Connectivity」の他の製品

このメーカーの製品紹介一覧

  • 医療機器向けへご使用を検討の場合は、事前に弊社までお問い合わせください。
  • 記載している製品情報やPDF資料の内容は予告なく変更される可能性があります。最新仕様はメーカーサイトでご確認いただくか、弊社までお問合せください。
  • このページに記載されている社名や製品名、登録商標、ロゴマーク等の著作権またその他の権利は、各社に帰属します。